被災地での活動から
今回、私たちがパートナーとして募金とメッセージフラッグを託した
JIFH(日本国際飢餓対策機構)は、震災直後には緊急支援体制を整え、二日後にはスタッフが現地に入って活動をスタートしました。国際活動を主として行っている組織だけに、アメリカからNGOサマリタンズ・パースを始め、英国から救護チーム、韓国飢餓対策からの医療チームと連携し、被災地の複数カ所に活動拠点を置いて今も活動しています。
その働きは、物資の輸送、食品や生活用品の配布、炊き出し、医療、がれきの片付けに至るまで多岐に渡り、献身的な支援が続けられています。世界から評価されるほど冷静に行動する被災者がいる一方、治安の悪化が問題になっている地区もあるようで、自販機が壊され、被災した家屋から金品が持ち出されたという報告もあるようです。
また、津波によって甚大な被害を負った宮城県の石巻市にいるチームが伝えたところによると、子供たちだけで生活しているストリートチルドレンがいるようだという報告があったそうで、現在、確認作業を行っている...との報告が入っていました。読んでいて胸が痛くなります。どうか1日も早く被災地の子供たちの心が救われますように。