想いを集めて。

フェローシップメンバーズ・オキナワ

2011年04月15日 19:52





あの悲しみに包まれた3月11日から、すでに一ヶ月が過ぎました。

被災を免れた私たちの記憶からは、少しずつ痛みが薄らぎ、少しずつ日常生活が戻ってきた気がします。
この活動を続ける私たちでさえ、彼らの痛みを忘れてしまいそうになるのです。
被災地の事態がそう好転している訳でもないはずなのに....。
今も被災地で働くボランティアから届くメールには、未だに癒えぬ被災地の様子が伝えられ、テレビに映し出されない避難所の厳しい様子が届いて来ます。

ワイドショーでは、十分な支援物資が届いていると報じられ、物資はもう十分だと私たちは聞きました。
それなのに、支援物資を配るボランティアは、震災からひと月が過ぎた今も、『初めて支援物資が届いた!』と沸き返る小さな避難所があるのだそうです。
さらには心に深い傷を負った震災孤児たちや、夫や妻を亡くした人々の心のケアの問題もこれからの課題....。
まだまだ、私たち沖縄に住む者がやることはあり、まだまだ彼らの明日は遠くにあるのでしょう。

さて、今週の日曜日に想いを集めて、第3回目のSTAND UP for EAST JAPAN 3 チャリティファッションショー in DEPOT ISLANDが開催されます。そのショーの台本と衣装資料の準備が先ほど終わりました。

普段の私たちのファッションショーのように、きらびやかではないけれど、モデルも、テクニカルスタッフも、バックヤードスタッフも、誇ることなく、無償で、ただ被災者の悲しみに心を寄せて働いています。
どうぞ、あなたのお時間が叶えば足をお運びください。