
STAND UP for EAST JAPAN 立ち上がろう、東日本のために! サードステージとなるデポ・アイランドでのチャリティファッションショーが終わりました。
朝9時。見上げれば鉛色の重たい空の下でステージの設営が始まり、照明が設置され、音響機材が組上げ作業が始まる。
10時。バックヤードでは64名のモデルたちと、スタイリングチームがフィッティング作業を開始。デジカメで撮影された写真はその場でプリントされ、壁に張り出されて行きます。
11時。一緒に働いて来た『白い家』のクリスチャンの婦人たちが、昨日から手作りしてくれた100食分の食事が運び込まれ、温かいコーヒーやお茶が提供されました。
12時。降り出した雨の中、始まったリハーサル。モデルたちは雨に濡れながらも、必死に自分のステージを確かめる。本番には雨が上がることを信じて。
14時。雨にぬれてリハから戻って来たモデルたちをヘアメイクチームが手際よく仕上げてゆく。今回から参加したカメラマンのPlan-Dさんがバックヤードの記録を担当してくれました。
15時。本番を前に、奇跡的に雨が止む。GGプロモーション所属のプレグレスのオープニングダンスに観客が湧き、ショーがスタート。トップを飾るキャロラインに観客の目は釘付けに。
16時。フィナーレ。出演したモデルたち全員がランウェイで募金を呼びかけました。ショーで出品された衣装が飛ぶように売れて行く。
17時。ショーが終わると再び降り出した雨。バックヤードでは、モデルたちのヘアメイクが再び。
18時。2回目のショー。FC琉球のオフィシャルダンスチームのステージで、雨が再び降り出す。祈る気持ちで見上げる空はどんよりと重たい。ステージにセットされたコンピューターで制御されるムービングライトが雨でトラブル。全く使えなくなった。
18時30分。ファッションショーがスタート。気がつくと会場は人で一杯に。時折、小雨がパラつく中でも、観客は増え続け、フィナーレの時には、2階の通路まで人であふれていました。
19時。モデルたちの募金活動が続く中、恒例となった、たくさんのシャボン玉が虹色に輝きながら舞上がる。多くの人がモデルたちの募金箱にドネーションし、一緒に写真を撮っています。
20時。すべてのプログラムが終了。スタージが解体され、照明、音響の撤去作業が雨の中で行われる。バックヤードスタッフは、衣装を整理し、控え室を片付け、掃除。
22時。集計係がこの日の募金と、衣装の販売合計が30万を突破したと発表。この活動累計で100万円の目標に届くことが出来、思わず涙がこぼれそうに...。これまで募金に協力し、衣装をお買い上げくださったお客様に深く感謝。
皆様から託されたこの尊い募金は、メッセージフラッグとともに、一円の経費も引かず、すべて被災地へと届けます。
最後に、私たちに開催場所を提供し、衣装商品を提供し、控え室を提供し、さらにはモデルやスタッフたちのためにと100食分の夕食のためのお食事券を提供して下さったデポ・アイランド様、本当に、本当に感謝します。
この模様は、後日、動画と、写真アルバムでご覧頂けるようにします。